特定非営利活動法人
沖縄青少年自立援助センター ちゅらゆい

〒900-0013
沖縄県那覇市牧志3-6-41
島商会ビル2F

TEL|FAX098-943-8502

kukulu

すべての子どもに居場所を。

「ないもの」とされている、3%の子どもたち

沖縄では、いじめや貧困が原因で学校に行けない子どもがクラスに1人の割合でいます。パーセンテージにすれば3%。
問題は、この国には彼らに手を差しのべる「制度」がないことです。不登校で孤立した子どもは教育を受けられず、未来の可能性を奪われてしまいます。放っておけば、社会から引きこもる大人を増やすでしょう。
私たちは、子どもたちが「ここにいていいんだな」と思える場所、そして自分の将来に希望が持てるようなスペースとしてkukuluをつくりました。


子どもは地域で生きている。理解が広がると、驚くほど生きやすくなる。

学校や関係機関と関わることに困難を抱える子どもや家庭が多いため、対象者と関係機関をつなげるソーシャルワーク的な活動も行い、包括的にサポートしています。
例えば、小学校から中学へ、中学から高校へ、子どもの不登校の背景を伝えるのも大切なことです。
また貧困の連鎖を断ち切るためのネットワーク構築を目指し、民間団体、大学、支援団体、地域の自治会との連携をはじめました。


来られないなら、訪れるという、おせっかいもします。

さまざまな理由で社会孤立している子どもは、主体性を持って相談することが困難です。窓口へ相談に来れない子どもは、アウトリーチ(訪問支援)でサポートしています。ていねいに関係をつくり、個別のプログラムを実施していきます。

こんな人が利用しています

  • 学校にいくのはしんどい。 でも、友だちや話せる人はほしい。
  • 家庭の事情で、学校になかなか行けていない…
  • 理由はうまく説明できないけど、学校には行きたくない。
  • 進路が決まらないまま、中学を卒業した。何がしたいと聞かれるのがつらい。
  • 通信制高校なので、課題をやる場所や仲間がほしい

利用者の声

  • kukuluに来るまで、将来のことを聞かれるのがいやだった。今は、普通に「なにしようかな」と話せる。

    17歳/男子

  • ここにくると、自分の時間が過ごせる。
    色んな人がいて、話せるようになってきて、うれしい。

    12歳/女子

こんな事をします

  • 昼食はみんなで作ってみんなで食べます。「つくる・たべる・たのしむ」食育は、kukuluの特徴のひとつ。
    また、そのほか、色々なプログラムをみんなで企画し実施する中で、人との関わりを少しずつしていきます。

  • 一人ひとりの学習レベルに合わせて個別学習です。進路相談、学校見学、受験対策、面接練習なども行います。また家庭科、美術、体育、音楽などの副教科も。

  • 「働く」について一緒に考え、活動するものとして、職場体験、社会人講話、企業家のみなさんとのゆんたく会などをしています。転職のお手伝いや金銭教育、アルバイト紹介、自分たちで仕事づくりなど実践的なことをすることも。

施設紹介

事業所名
kukulu(ククル)
住所

〒902-0062
沖縄県那覇市松川2丁目1-1
Dクレスト1階

電話 098-953-8502
メールアドレス info.naha.kukulu@gmail.com
定休日
土・日・祝日・年末年始
開所時間
10:00~17:00(水曜日は13:00~)
【利用料】
※全て税込み

相談
・専門相談1時間6,600円 ※初回無料
子ども・親を対象に専門スタッフがカウンセリングを実施します

・訪問相談1時間9,900円
※所在地によって料金が変更する場合有。
実際に家等に伺い、カウンセリングを実施します。

居場所利用
※居場所利用については、世帯状況によって費用が変更する場合もあります。
ご相談ください。(那覇市在住の方)

入会金及び施設利用料
入会金 11,000円 ※分割相談可
施設設備費 12,000円
※年度更新の月割り8月契約の場合は8~3月を年度とし、8,000円

居場所利用料
※課題活動等の費用は、別途請求する場合があります。

①正メンバー 月会費44,000円
正メンバーは、kukuluの実施するすべてのプログラムに参加することができます。

②準メンバー 月会費33,000円
kukuluの実施するプログラムに月8日参加することができます。参加する日は、スタッフ、保護者、本人の三者で話し合って決定します。

③スポットメンバー 1回5,500円×日数
月開所日のすべてに参加が難しいメンバーを対象にします。
 
送迎
那覇市内に限り、片道550円で送迎を利用できます。
※居住地、送迎空き状況等により対応できない場合があります。

よくあるご質問

  • kukuluは遊んでいるだけのように見えます。
    様々なプログラムがありますが、遊びを通してコミュニケーション能力の向上を図っているので、そう見えることがあるかもしれません。遊びは大事にしています。
  • kukuluに行くと、ますます学校に行かなくなるのではと心配です。

    子どもが元気になることを一番優先します。それぞれの子の「やりたいこと」が見えてきたら、応援します。学校に行きたい子は行けるように、定着するまで伴走し、行きたくない子にはそれに代わる学びの場を提案します。

  • 学習などのカリキュラムはありますか?

    不登校になった時期や理由も一人ひとりさまざまですので、本人のニーズや目標に合わせて、個別に決めていきます。
  • 何歳まで通えますか?
    上限は概ね20歳ですが、基本的には学生(学校に行きたいが在籍していない中退、未入学状態も)であれば通えます。kukulu以外の場所で安心して過ごせるようになれば、自然と来る頻度が下がります。そして就職した後でも、いつでも来ることができる場所がkukuluです。
  • 手続きはどうしたらいいですか?

    まずは以下のフォームからご相談ください。その後、面談(保護者のみ、もしくは本人同席)をして、詳しい内容をお聞かせいただいた後、通所の段取りへ…。保護者は「行かせたい」、でも本人は「行きたくない!」という場合もあるので、面談で詳しくお話を聞くようにしています。無理やり連れてくると、ますます子どもは外に出たがらなくなるので、慎重に。お話を聞いた上で、kukuluじゃないなーという子もいるので、その時は他のところを勧めたり、面談だけの利用になることもあります。

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